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Text:光田 さやか
Photo:小林 翔
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PROIFILE

斎藤 隼人
株式会社若鳶。代表取締役。静岡県静岡市にて鳶工事や仮設資材のレンタル・販売、外壁・屋根の塗装や修繕工事、資材メンテナンス事業を行う。
市川 善久
株式会社若鳶。常務執行役員 事業本部長を務める。
長谷川 弘樹
株式会社ヨツヤ。代表取締役。岐阜県可児市にて仮設工事・足場工事や店舗棟高所クリーニング、芸能関係イベントステージ設置工事事業などを行う。
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パートナーとともに歩むASNOVAの未来。「ASNOVA STATIONパートナー会」を初開催

ASNOVAは、営業所や機材センターが手の届かない地域にも足場レンタルサービスを展開するため、「ASNOVA STATION」を展開しています。これは、ASNOVAの足場材を、パートナー企業経由でその先のエンドユーザーへレンタルすることができるというもの。この取り組みに賛同した企業を「ASNOVA STATIONパートナー」と呼んでいます。

2024年2月7日(水)、グローバルゲートのコンベンションホールにて、記念すべき第1回目となる「ASNOVA STATIONパートナー会」が開催されました。事業の目的や将来のビジョンを共有し、パートナー企業同士の交流を深めることを目的として開催されたこの会には、北海道から沖縄まで、日本全国からASNOVA STATIONのパートナー企業13社にお集まりいただきました。
和やかな会の様子を振り返るとともに、パートナー企業である株式会社若鳶の斎藤隼人様、市川善久様 、株式会社ヨツヤの長谷川弘樹様に伺った、この日の感想やパートナー企業として感じたことなどをお伝えします。

ASNOVAの思いに共感した企業同士の交流の場

「ASNOVA STATION」が目指すのは、「いつでも、近くで、安心して借りられる」環境の創出。これにより、地方の活性化を図り、業界に新たな活気をもたらし、セカンドキャリアの育成やサステナブルな取り組への推進が期待されます。
 
STATION事業部 部長 中村寛希さんに、開催の背景を伺いました。
中村:2022年10月から活動を始めて、約1年でパートナー企業様の数は10社を達成いたしました。その節目もあり、お互いに団結力を高め、絆を深めることを目的としてこの会を開催しました。パートナー企業の皆様には、ASNOVAの取り組みに対して改めて理解を深めていただきつつ、思いを同じくしたパートナー各社様とのつながりも楽しんでいただけたら嬉しいです。
パートナー企業様あってのASNOVA STATION事業だと思っているので、皆様のご意見にもしっかりとお答えしていけるような、有意義な時間になればと思っています。
また、こうして皆さんとお会いしているとそれぞれに思い入れがあり、ここまでの道のりをしみじみと感じます。ご縁で繋がれたことをとても嬉しく思うと同時に、皆様と一丸となってさまざまな社会課題に取り組んでいけたらと思っています。
ASNOVA STATIONの立ち上げ経緯や事業の持つ社会的意義の説明では、パートナー企業の皆様が真剣な表情で耳を傾ける様子が見られました。その後の質疑応答では、機材センターの梱包方法の質の高さや、資材運搬のコスト効率化など、具体的な質問が寄せられ、ASNOVAにとっても貴重な意見交換の場となりました。
 
交流の一環として、名刺交換の時間も設けられ、パートナー企業の皆様は和やかに会話を楽しみました。

自社の在り方を見直すきっかけにも。パートナーとしてASNOVAを支える

Q.「ASNOVA STATION」のパートナー企業に参加いただいたきっかけを教えてください。

株式会社若鳶 斎藤隼人氏(以下、社名・氏名略):ASNOVAさんからお話をいただき、直感で「これはやるしかない」と思い決断しました。ちょうど自社でも、職人のセカンドキャリアや後進の育成は課題にしていましたし、彼らのためにもASNOVAさんと協力して事業をしていくことはプラスになると思ったからです。
私どもの会社が1社目だったようで、中村さんにはすごく感謝されました。
株式会社若鳶 代表取締役 斎藤 隼人様
株式会社ヨツヤ 長谷川弘樹氏(以下、社名・氏名略):斎藤社長とは以前に一度お会いしていて、仕事に対する思いが似ているなと思っていました。私も職人さんのセカンドキャリアには課題感を持っていましたし、また自社がちょうど飛騨高山の足場業社をM&Aする機会があり、そのタイミングとASNOVA STATIONのお話をいただいたのが重なったので、「今決断するしかない」という思いでパートナー企業になることを決めました。
株式会社ヨツヤ 代表取締役 長谷川 弘樹様

Q.他の事業者と会ってみてどうでしたか?

斎藤:県内の同業他社とは繋がりがあっても、県外となると知らない企業も多く、知り合う機会もないので、とても嬉しかったです。事業の進捗や大変だったことなど、ざっくばらんに話もしましたよ。
 
長谷川:私も、他の事業者さんとはほとんど知り合う機会がなかったので、今日はとても楽しみにして来ました。当社は2023年12月からパートナーに参加したばかりで、まだこれからなので、先輩事業者の皆様といろいろな情報交換もできて、とても有意義な時間になりました。

Q.若鳶様は、パートナー企業として1年が経ちました。現在の心境や会社の状況などをお聞かせください。

斎藤:実は20年くらい前から、リース業には興味があったんです。うちの規模だけではできなかったことが、ASNOVAさんに協力することでできるようになったのはとても大きいことですね。
実際、1年ほどが経ちましたが、やってよかったと思っています。ASNOVAというネームバリューが加わったことによって自分たちの宣伝効果にもなりましたし、前のままの規模でやっていたらセンターで2〜3人ほどしか職人を抱えることができないのですが、今では7〜8人をセンターで抱えることができています。ゆくゆくは10人以上という規模感にしたいので、これからも頑張っていきたいと思っています。
 
株式会社若鳶 市川善久氏(以下、社名・氏名略):最初は手探り状態でしたし、社員の間で意見を交換しながらやっていきました。ASNOVAさんの大事な足場材を預かっていますので、数量の管理や保管の仕方など、現場の人間と意見交換しながら進めていきました。そうしていくうちに、社内の意識も変わっていき、今まで以上に責任感が強くなったように思います。
また、今まで足場材の梱包は自社独自のやり方で行なっていましたが、ASNOVAさんのやり方を見て学ぶところが多くありました。自分が合っていると勘違いしている部分もありましたので、そういった基本的なことを見直すいい機会にもなっています。
株式会社若鳶 常務執行役員 事業本部長 市川 善久様

Q.ヨツヤ様は、まだ参加して数ヶ月ですが、ご自身のお気持ちや自社の状況に変化はありましたか?

長谷川:今月に入って、職人を引退したメンバーを資材管理の方にまわすことができました。
まだ1人ではありますが、自社にとっては大きな一歩でしたし、今後もこういったことが増えていくといいと思います。
当社もレンタルに関して社内の意識レベルが高まっていると思います。ワクワクが生まれているというか、「これからもっとやりがいをもって働くぞ」という雰囲気になっています。
また、レンタルという新たな事業の柱ができたことで、安心して長く働ける会社だというように思ってもらえていると思いますね。それだけ、「ASNOVA STATION」という事業に安定性が見込めているからだと思います。

Q.今後についての思いをお聞かせください。

斎藤:ASNOVA STATIONパートナーに選んでいただけたことがまず嬉しいことなので、一生懸命やらせてもらうだけです。ASNOVAさんの力を借りながら、自分たちも鳶の枠を超えてどこまで挑戦できるか試してみたいと思います。レンタルでは地元で1番と言われるほどになりたいですね。
 
市川:レンタルだけではなく、いろいろなところでASNOVAさんと提携していけたらいいですね。たとえば、ASNOVAさんができないことをパートナーがするとか、パートナーシップという関係性を活かして、もっと柔軟に協力していくのも面白いと思います。お互いに意見を言いやすい関係性だと思っているので、僕たちだけ得があるのではなく、お互いにいい結果が生まれるようになれたらいいと思います。
長谷川:ASNOVAさんは、SDGsへの取り組みや循環型社会への実現など、業界の中でも先端を進んでいる会社だと思うので、こういった事業を通して足場業界のイメージアップにもなってほしいですね。今日をきっかけに他のパートナーさんたちとも親しくしていき、ASNOVAさんの思いに共感した者同士、一体となって頑張りたいと思います。

PROIFILE

斎藤 隼人
株式会社若鳶。代表取締役。静岡県静岡市にて鳶工事や仮設資材のレンタル・販売、外壁・屋根の塗装や修繕工事、資材メンテナンス事業を行う。
市川 善久
株式会社若鳶。常務執行役員 事業本部長を務める。
長谷川 弘樹
株式会社ヨツヤ。代表取締役。岐阜県可児市にて仮設工事・足場工事や店舗棟高所クリーニング、芸能関係イベントステージ設置工事事業などを行う。