RECRUIT

Text:光田 さやか
Photo:小林 翔

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小川 剛矢
株式会社ASNOVA 機材管理部 千葉四街道センター センター長。2019年に株式会社ASNOVAに入社し、千葉四街道センターのセンター長として足場機材の管理等、センター業務全般に携わる。
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機材センター長の新たな挑戦。「ASNOVA Recurrent」でかなえるキャリア形成

ASNOVAでは、社員が希望する専門学校や大学院に通学することで、学び直しの機会をサポートする「ASNOVA Recurrent」制度を導入しています。次期幹部人材候補の育成や、人材育成による組織の活性化、社員のキャリア形成や自己啓発への意欲醸成を目的としています。
この制度を利用して、2024年4月から新たな挑戦を始めた千葉四街道センター センター長 小川剛矢さんに、学び直しを決めた背景や、仕事や家族とのバランス、「ASNOVA Recurrent」を通じてかなえたいキャリアについて聞きました。

Text:光田 さやか
Photo:小林 翔

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小川 剛矢
株式会社ASNOVA 機材管理部 千葉四街道センター センター長。2019年に株式会社ASNOVAに入社し、千葉四街道センターのセンター長として足場機材の管理等、センター業務全般に携わる。

親としてセンター長として、政治や経済に興味を持つように

Q.「ASNOVA Recurrent」を利用しようと思ったきっかけをお聞かせください。

小川:「ASNOVA Recurrent」制度がスタートしたときから、「いつかは挑戦したい」と考えていましたが、何を学びたいのか自分の中ではっきりしていませんでした。また、センター長という業務を行いながら学びの時間が取れるのかという不安や、子どもも小さかったため家族に負担がかかってしまうのではないかという思いもあり、なかなか踏み出せずにいました。


しかし、子どもが成長するにつれて、「将来この子たちが大きくなるころには、どんな世の中になっていくのだろう?」と考えるようになりました。また、今後さまざまな業務や工程がDX化されたりAIに置き換わったりしていくことが予測される中で、センター長としても「社会の変化を理解し、それに対応する知識を持つことが重要なのではないか」との思いが強くなりました。

そこで、社会の変化に対応し予測不能な未来に備えるため、政治と経済学を学ぶことを目的とし、制度の利用を決めました。



Q.現在はどのような生活を送っていますか?

小川:2024年4月から、通信制大学の「サイバー大学」に入学し、現在は簿記やビジネスマネージャー、経営、ITリテラシーなどの基礎的な知識を学び始めたところです。授業は主に録画された講義をパソコンで視聴し、中には受講者同士でオンラインディベートを行うものもあります。


日々のスケジュールとしては、機材センターで17時まで勤務した後、家に帰って家族と一緒に夕食をとったり会話をしたり、子どもと遊んだりしながら過ごします。そして、子どもが就寝する21時からは、70分間の授業を2コマ受けてから就寝し、翌日の業務に備えます。この新しいライフスタイルは少し大変だと感じることもありますが、「以前はこの時間をダラダラと無駄にしていたんだな」と思うと、今は非常に充実していると感じています。


Q.「ASNOVA Recurrent」を活用して勉強を始めたことで周りに変化はありましたか?

小川:「ASNOVA Recurrent」は会社の制度ですし、その学びをゆくゆくは会社の成長につなげていけたらと思いますが、これはあくまで自分の意志で勉強していることです。そういった意味では、機材センターで勤務する従業員の皆さんには私が勉強することで気を遣わせないようにしたいですし、ましてや「講義の課題があるから」という理由で業務をおろそかにするようなことは絶対にしてはいけないと思っています。




私はこの制度で自分自身に新たな挑戦ができていると思っていますし、他の従業員の皆さんにも同じように「ASNOVA Recurrent」を通じて学んでほしいという願いはあります。しかし、仕事や家庭、プライベートとの両立を考えるとどうしても体調管理や時間のやりくりが重要になるため、すぐに皆さんを巻き込むのではなく、私が学んでいる姿を見せることで自然と学ぶ意識を持ってもらえたらうれしいですね。

すると、機材センター内での共通言語の質が高くなってくると思うんです。社会の問題を自分ごとに落とし込んでもらえるように、センター長として普段の会話を通じて学びを共有していけたらいいですね。


新たな挑戦を続け、足場業界を「憧れの仕事」に。

Q.家族や業務とのバランスはどのようにとっていますか?

小川:まず、家族との時間についてですが、仕事をしながら学ぶことはやはり家族の理解があってこそだと思うので、妻ひとりの負担にならないようにしたり、子どもとの会話や遊びの時間を確保したりといった部分は、これまでどおり続けていくようにしています。


業務についても、今までなら終わらなかった仕事は少し残業をして終わらせることができましたが、今はそもそも残業しないように、決められた就業時間内でしっかり終わらせるようにしています。そうでないと学びの時間が取れませんからね。今まで以上に、時間のやりくりはうまくなったように思います。


Q.今後の目標を教えて下さい。

小川:4年間という在学期間の中で政治・経済や経営などをしっかりと学び、ゆくゆくは社内で新しい事業を次々と立ち上げていくことが私の目指すところです。時代が変われば働き方も変わります。その変化を楽しみながら、社内でアイデアの芽を出し合いながら活性化させていき、会社として事業の幅を広げていきたいですね。


また、従業員のセカンドキャリアを考えていくことも目標にしています。社会において、高齢化が進み、さらにAIも発展してくることで、求められる役割や必要な職種も変わってくることでしょう。そうした時代においても、全ての方が活躍できる場を用意することも私の役割だと思っています。


そしてその先には、足場業界に根付く「ネガティブなイメージ」を払拭していきたいと思います。ASNOVAが率先して取り組み、従業員がいきいきと働ける会社を実現することで、この仕事・業界には夢があることを伝えていきたいです。そして、いずれは憧れの仕事にしていけたらいいですね。


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