学びの姿勢で組織を成長させる。ASNOVA Recurrent で磨く「人間力」
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BUSINESS
Text:光田 さやか
Photo:小林 翔
PROIFILE
佐賀県鳥栖市に位置する「佐賀鳥栖センター」は、平田和磨センター長(2024年10月より熊本センターのセンター長に就任)のリーダーシップのもと、高い安全基準と効率的な運用が評価されています。安全で効率的な機材センター運営は、ASNOVAの信頼性にも関わる重要な要素。
今回は、機材センター運営のこだわりと、チームワークを最大化するための運営方針について平田センター長に深堀りするとともに、同センターを支える4人のメンバー(古澤稔章さん、大石竜蔵さん、松尾愛さん、寉田広希さん)にも焦点を当ててご紹介します。
Text:光田 さやか
Photo:小林 翔
PROIFILE
たとえば、毎朝の日課として、朝礼でその日の作業の危険予知をします。「こういう作業を行う場合はこういう危険が考えられる」「この作業をするときはこういうことに気をつけよう」ということをみんなで話し合うようにしています。同じ話を繰り返すことになりますが、日々の行動での危険予知を習慣づけるのが目的です。また、ASNOVAでは毎月1回、各センターで動画講習を実施しています。当センターでも、事例を見ながらメンバー同士で意見を出し合うようにしています。
平田:こうしたことを行っていても、作業中に危険に繋がる場面が見られる場合があります。そのときは必ず作業の手を止め、メンバーそれぞれに行動について考えさせるようにしています。あくまでも私から一方的に言うだけではなく、それぞれが主体性を持って考え、自分で納得して行動できるようにすることが大切だと思っています。
効率面でいえば、とにかく検収業務をマニュアルどおりに実施するということです。言い換えれば、検収業務は個々の能力や考え方に関係なく、全員が同じ基準でできる仕事であるということです。お客様は私たちが検収した足場に、命を預けてくださっているので、一つひとつの機材を丁寧に検収するようにしています。そういう点では、検収作業そのものを効率よく行うことは難しいかもしれませんが、その分、日頃から機材センターが整理された状態であることや、無駄な動きをすることのないように事前に段取りを組んでおくことなどが求められます。
また、リフト操作においても安全や効率を重視しています。ただ足場を積めばいいのではなく、トラックに積み込みやすいように配置や順番を工夫して並べるなど、細かな気配りのもと動くようにしています。こうしたこだわりが、焦りやミスを生じさせることのない、安全で効率的な機材センター運営に関わってくるのではないでしょうか。
平田:実は、佐賀鳥栖センターは2022年8月のオープン以来、棚卸での在庫差異がゼロなんですよ。日頃のメンバーの頑張りや、行動の積み重ねでこのような結果が出ていると思うので、とても誇らしいです。メンバーもそれを実感していて、時間ができると自主的に「棚卸しますね!」と言ってくれるほどです。このまま「在庫差異ゼロ」を継続することも大切ですが、数字だけを追っていくのではなく、その過程で人間として成長していってもらえたらと思っています。
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