倉庫軽作業や介護士の職を経てASNOVAヘ。「女性活躍中」の言葉が後押しに
Q.ASNOVAでリフト操縦士として働くことになった経緯を教えてください。
橋垣:高校卒業後は介護士として働き、その後は物流倉庫で軽作業の仕事に就きました。そのときに、リフトを運転している男性のスタッフさんがいたのですが、その姿がすごくかっこいい!と思って。漠然と「いいな、私もリフトに乗ってみたい。リフトを運転してみたい」と憧れを持っていたんです。その後、また縁あって介護の仕事に戻るのですが、やっぱりリフトに乗る仕事もしてみたいなと思って、思い切って転職しました。
京都京田辺センター 橋垣 有杏 さん
橋垣:求人情報サイトで「リフト、軽作業」などのキーワードで検索するといくつか候補の企業がヒットしたのですが、その中でもASNOVAは「女性活躍中」の文言とともに実際に女性でリフトに乗っている方の写真が掲載されていて。「私もこんなふうになりたい!」と思って応募しました。
Q.未経験の職種に挑戦することに抵抗はありませんでしたか?
橋垣:正直少し戸惑いもありました。足場を扱っている会社、ということは知っていましたが、ASNOVAがどんな会社なのかということはあまり知らなかったので……。リフトに乗るということも、憧れの仕事ではありましたが、女性の私に、しかも未経験でできるのか不安もありました。
でも、そんな私の思いを受け入れてくださり、採用してもらえたときはとても嬉しかったです。入社時にはまだリフトの免許がありませんでしたので、京都京田辺センター内で自分のやれる仕事をしたり、先輩たちの仕事を見て覚えたりしていました。そして、ついにリフトの免許を取得し、ようやく運転することができたときは、とても感動しました!試験は筆記と実技がありとても難しかったですが、先輩たちのサポートを励みに、自分の思いを信じて頑張りました。
悪戦苦闘の日々も仲間がいれば頑張れる!女性だからできることで貢献
Q.仕事にはどのようにして慣れていったのでしょうか?
橋垣:足場と言っても、大きさも重さもバラバラですし、そのときによって積み込みの個数も違います。リフトでうまく運んで積み込むことができず、何度も機材を倒したり、落として曲げてしまったりしてしまい、思うようにできない自分に落ち込みました。でも先輩たちがすぐに駆けつけて「大丈夫!?」と心配してくれたり、「やっていくうちにコツをつかめるから心配しないでね」と声をかけてくれたりして、とても救われました。そうして積み込み作業を経験しているうちに「あれ?これパズルゲームみたいでちょっと楽しいかも」と思えてきて。どうしたら機材をうまくピシッと積めるかを工夫して仕事ができるようになりました。
Q.橋垣さんを支えてくれる京都京田辺センターの仲間について教えてください。
橋垣:話しやすい方ばかりで、みなさん本当に優しいです!年上の男性がほとんどなのですが、仕事のことからプライベートなことまで気さくに話しあえる存在です。私は持ち前の性格が負けず嫌いなこともあり「男性には負けない!」と思っていたのですが、そういうことではないんだなと今では思います。男性と同じ状況で張り合うのではなく、女性だからできることを見つけて自分なりに貢献するような、そんな働き方を心がけています。たとえば、男性が100キロの機材を一度に運ぶことができるとしたら、私は50キロの機材をすばやく2回運ぶとか、忙しいときでも現場が明るくなるように、いつも笑顔でいるとか。それも、ASNOVAという「挑戦できる会社」だからこそ実現できた自分の姿だと思います。
橋垣:もし私と同じように悩んでいる人がいたら「女性だからできない」と諦める前に、「やってみたい、挑戦したい」という思いを大事にしてほしいなと思います。女性がリフトに乗るのは、今はちょっと珍しいかもしれないけれど、私自身がお手本を見せられるようになって、いつかそれが当たり前になったらいいなと思います。