RECRUIT

Text:光田 さやか
Photo:小林 翔

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PROIFILE

鈴木 心弓
株式会社ASNOVA 仙台営業所 所長。仙台営業所の所長として、東北エリアのくさび式足場レンタル・販売業務において責任者としての役割を担う。
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ライフステージの変化。ASNOVAで描く自分らしいキャリア

2017年にASNOVAへ入社し、営業職としてキャリアを歩んできた鈴木心弓さん。2023年には産休・育休を取得し、育児と仕事を両立しながら復職。現在は女性初の営業所長として仙台営業所で活躍しています。仕事と育児を両立しながら、どのようにキャリアを築いているのでしょうか。ASNOVAの支援や企業文化とともに、鈴木さんのリアルな声をお届けします。

Text:光田 さやか
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鈴木 心弓
株式会社ASNOVA 仙台営業所 所長。仙台営業所の所長として、東北エリアのくさび式足場レンタル・販売業務において責任者としての役割を担う。

未経験からの挑戦と休職、復帰。営業所長への道のり

Q.ASNOVAに入社したきっかけと、所長就任までの経緯をお聞かせください。

鈴木:もともとは運送会社で事務職をしていましたが、将来のキャリアを考えたときに、別の道にも挑戦してみたいと思いました。そのとき、ある占い師に「営業職が向いている。営業はものを売るのではなく、人を売る仕事だから、あなたに合っている」と言われて。正直、それまで営業職は考えていなかったのですが、その言葉がずっと頭に残っていて、思い切ってASNOVAに飛び込みました。


営業として順調にキャリアを積んでいた中で、妊娠がわかり、2023年に産休・育休を取得しました。実は、所長への昇進の打診を受けたのは妊娠中のときだったんです。でも、子育てしながら所長の職務を果たせるのか不安があって、一度は断りました。所長になってもすぐ産休に入るし、迷惑をかけてしまうんじゃないかと……。


そのとき、当時の所長が「やってみてダメだったら、そのとき言えばいいからチャレンジしてみたら!?」と言ってくれて、その言葉にすごく救われました。完璧じゃなくても、自分らしく挑戦してみることが大切なんだと思い、所長の職を引き受けました。


営業部 仙台営業所長 鈴木 心弓 さん

 

 

Q.産休・育休から復職されましたが、不安や変化はありましたか?

鈴木:やっぱり育児との両立が一番の不安でした。でも、企業運営型の保育園に預けることができて、安心して働ける環境を整えることができました。ASNOVAとして育休取得から復帰したのは私が初めてだったんですが、通勤手段や働き方についても柔軟に話し合いを重ねていただきました。対話を大事にしながらこういう配慮があるのも、ASNOVAの働きやすさにつながっていると思います。変化があった点でいえば、仕事の進め方でしょうか。以前は複数の業務を並行して進めることが多かったのですが、いつ子どものお迎えの連絡がくるかわからないので、今は「やりかけの状態」を極力作らず、1つ1つを集中して仕事を終わらせるように心掛けています。


また、周りのサポートにもすごく助けられています。急にお迎えの連絡がきても、「あとは、やっておくから大丈夫!」「早く行ってあげてね!」とフォローしてくれる仲間がいるので、安心して仕事ができます。ASNOVAの風土として、サポートしあえる文化が根付いていると感じますね。


 

公私ともに新たなステージへ。私が作るASNOVA女性キャリアのレール

Q.鈴木さんは、ASNOVA初となる女性の営業所長ですね。業界においては女性の営業職そのものも珍しいと思いますが、日々の仕事の中で感じることはありますか?

鈴木:実は、初めてのお客様のところへ訪問すると、同行した男性社員の方が所長だと思われることもよくあるんです。でも、それならそれで「この人が所長なんだ!」と印象づけるチャンスだととらえ、見た目や話し方でしっかり存在感を出せるように努力しています。


そのために私が心がけているのは「なんでだろう?」と疑問に思ったことや、わからないことをそのままにせず、自分の中の情報の引き出しを増やすことです。どんなお問合せにも説得力を持って対応できるように、情報収集は欠かせませんね。


 

Q.営業所長として大切にしていることはなんですか?

鈴木:失敗してもチャレンジできる環境をつくることです。ミーティングでも、「自分で考えて行動してね!」と常に伝えています。そして、「責任は私が取る!」と言い切ることで、社員が思い切って挑戦できる文化をつくるよう意識しています。ASNOVAには、失敗を恐れずにやってみる風土があります。だからこそ、まず一歩踏み出してみることが大事だと思います。


そうは言ってもやはり、営業所長同士が集まる会議などに、対面で参加できない時はもどかしさを感じます。先日も1泊2日で来期の取り組みに関する所長合宿がありましたが、私はWebでの参加でした。夫が単身赴任中なので、宿泊を伴う仕事がなかなか難しいです。ASNOVAは産休・育休・復帰に関してとても柔軟で、働きやすい会社ですが、まだまだ不便を感じることもあり、「私は会社に貢献できていないのでは……」と自信をなくすこともあります。でも、そういうときこそ、ひとりで抱え込まずに周りを頼ることが大切だと思っています。その一言が、ASNOVAの新しい文化の一部になるかもしれません。


 

Q.日々の仕事も充実しているようですが、プライベートはどのように過ごしているのでしょうか?

鈴木:息抜きにママさんバレーをやっています。子どもを連れて行けるし、ストレス発散にもなるので、とても良いリフレッシュの時間になっています。仕事だけでなく、プライベートも充実させることで、より良い働き方ができるのではないかなと思っています。


 

Q.今後の目標についてお聞かせください。

鈴木:「ASNOVAに女性の営業所長がいる」ということが、業界内でも話題になるくらい、会社の知名度を上げたいです。同時に、ASNOVAが「女性が活躍できる会社」「女性が活躍する会社」として広く認識されるようになればいいなと思っています。


また、私自身が先駆者として、次世代の女性社員のモデルケースになれたら嬉しいです。ライフステージが変化したときに「こういうとき、鈴木さんならどうしてたかな?」と気軽に相談してもらえる存在になりたいですね。女性だからといって、キャリアを諦める必要はない。ASNOVAの女性社員にとって「自分らしい働き方」ができるよう、私自身がレールを作り、その道を切り開いていきたいです。


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